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夫の調子が悪くなったきっかけは会社でした。それまで何の問題もなくいきいきと働いているように見えました。時には愚痴をこぼすこともありましたがその内容は深刻なものではなく、「なんだかんだ言っても仕事が好きなのね」と思っていました。家でも仕事に役に立ちそうな勉強をしたり考え事をするのが好きで、気分が乗ると夜遅くまで実験まがいのことをしていることもありました。
夫は工場で技術の仕事を担当するサラリーマンです。中小企業のせいか担当する仕事の範囲が広く大変そうに見えることもありましたが、上司や同僚からの評価も非常に高く(本人は「みんなの勘違いだよ、買いかぶり過ぎだ〜」と言っていますが・・・)、頑張り甲斐はあったと思います。 そんな夫がある日「俺、うつかもしれない・・・」と言い出しました。疲れた顔をしていました。2005年秋の初めのことです。親会社から来たばかりの役員に更なる努力を求められ、「今だって頑張っているのにこれ以上どうしろっていうんだろう?」という思いが頭の中をぐるぐると巡ったのをきっかけに、心がすーっとうつの穴に落ちていってしまったようなのです。「2、3週間前に来た人間に何が分かるっていうんだ!」と役員に対して怒りが沸くと同時に、夫に対しても「仕事をしてれば理不尽な要求なんて常なのに、どうしてこんなことくらいで・・・。」とも感じました。 3日後会社を休んだ夫は、近所にあるメンタルクリニックに一人で出かけていきました。診断の結果は自律神経失調症。精神安定剤とスルピリド (胃やうつの薬)をもらって帰ってきました。私は病名がうつ病でなかったことにほっとしました。自律神経失調症という響きに、なんとなく、比較的軽いそれほど心配のない病気という印象を持ちました。実際夫の状態は薬を飲むとすぐに良くなり、まじめな性格の夫は服薬をかかさなかったので、その後半年以上何の問題もなく時が過ぎていきました。それに、その頃の私は幼い子どもを抱え子育てだけでいっぱいいっぱい、薬が必要とはいえ体調に問題のない夫のことにまで気が回っていなかったのです。 ブログランキングに参加しました。よろしければポチッとお願いします。 FC2 Blog Ranking |
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家族の平穏な暮らしに変化の兆しが見え始めたのは、2006年5月、ゴールデンウィーク明けのことでした。その年、夫は入社以来最高に仕事が忙しい年を迎えていました。会社は9連休のはずのゴールデンウィーク中も、夫はほぼ毎日出勤していきました。朝7時半には会社に着き、夜8時近くまで働いていたのです。
思い返すとあの頃、休日の外出は買い物程度で、どこかに遊びに出かけることはありませんでした。夫の会社は週休二日制のはずですが、その年の夫は休日出勤が多く、休みは週に一度程度。当然疲れて遠出をする気が起きないわけです。それでも、「30代の働き盛りだもの、みんなこんなもんだろう」と思いましたし、「時間外手当てで収入が多くなったから、まあいいか」とも思っていました。 ゴールデンウィークが過ぎた後も相変わらず残業・休日出勤が続き、夫の疲労が積もった頃、体の不調を訴えるようになりました。「疲れているのに睡眠が浅く、何度も目が覚めてしまう。体が重い・・・。」と。6月、月に一度通っていたメンタルクリニックの主治医に相談すると、今まで飲んでいたものと同じ薬のまま量を増やして様子を見ることになりました。 夫の体調は7月になっても戻らず、主治医に話すと薬を替えてみようということになりました。それまで2種類だった薬を3種類(アモキサンという三環系抗うつ薬とスルピリド、それから抗不安薬も別のものに替えました)にし、朝昼晩の一日3回飲むことにしました。新しい薬はとても効果があったらしく、やる気が戻った夫は明るい顔になりました。しかし、なぜかそのすばらしい効果は2、3週間で終わり、その後は悪くも良くもなくまあほどほどといった感じでした。 8月に入りお盆の頃がその時やっていた仕事のピークでした。3月初旬に始まって8月末までが期限の仕事です。お盆休みということで会社は長いお休みでしたが、夫は2日ほど休んだだけで後は働いていました。一緒に働く仲間も同じように働いていたため、疲れたからといって自分だけ弱音を吐けないと思っていたようです。体は疲れていたようでしたが、精神面はそれほど問題なく見えました。 9月初旬、やっと仕事が一段落してほっと一息ついたというのに、夫は目に見えて調子が悪くなっていきました。残業も休日出勤もほとんど無く、しっかり体を休めているのにもかかわらずです。そのことに焦って、もがいていたのかもしれません。整体に行ったり、水泳などの運動してみたり・・・。でも良くなるどころかどんどん生気がなくなっていくような感じでした。9月中旬、とうとう会社に行けなくなりなりました。トイレ以外は起きられず、寝ているだけになってしまったのです。主治医の診断は「うつ病」。休職を勧められました。 ブログランキングに参加しました。よろしければポチッとお願いします。 FC2 Blog Ranking |
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夫の今の状態を報告します。
おかげさまで、ここ数ヶ月はは体調も良く、うつ状態になることは全くありません。ただ、発病前ほどの体力がないので無理をしないよう心がけています。遅くとも11時〜11時半の間に布団に入るようにし、仕事も無理の無い範囲で。残業や休日出勤は以前の三分の一程度でしょうか。配慮してくださっている職場の方々には感謝しています。 4月上旬から薬を減らし、朝にスルピリド(商品名はドグマチール、アビリット、ミラドールなど。うつ病や胃潰瘍の治療薬)50mg1錠とトリプタノール(成分はアミトリプチリン塩酸塩。第一世代の三環系抗うつ薬)10mg1錠、夜にスルピリド50mg1錠とトリプタノール25mg1錠を飲んでいます。減薬後、特に体調の変化はありません。 毎朝、マルチビタミンミネラルのサプリメントとプロテインを飲んでいます。ホスファチジルセリンとフラックスシードオイルのカプセルは飲んだり飲まなかったり。夜寝る前には酵素飲料(植物発酵エキス)を飲みます。口に入れるものなので品質にはこだわって選んでいます。サプリメント代が月に15,000円くらいかかりますが、多い時には月30,000〜40,000円かかっていたのでこれでもずいぶん安くなりました。(とはいえ安月給のため正直大変ですが・・・) コーヒー、アルコールは控えていますが、ごくたまに飲むこともあります。お菓子やパンもめったに食べません。 週に2回、スポーツクラブに行って水泳をしています。 日光を浴びるため、天気のいい日はなるべく昼食後に会社の周りを散歩するようにしています。時間は5分程度です。 しばらくは今の生活を継続したいと思っています。 サプリメント等の詳しい説明については、また改めて書きます。 ブログランキングに参加しています。よろしければお願いします。 FC2 Blog Ranking |
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ある日の深夜、パソコンに向かう私の目が一つのサイトで留まりました。「うつ病ドリル」というサイトです。この出会いが私にきっかけをくれました。本当に感謝しています。
「うつ病ドリル」はうつ病を克服した方が、「初心者用の啓蒙サイトではなく、闘病者用の本当の情報が必要である」との考えで作られたサイトです。「最新研究から見る正体・原因・治療法」、「うつ病回復マニュアル」などのコーナーがあり、サプリメントを利用して回復を目指すやり方が載っていました。こんな方法があると初めて知った私は、その晩、隅から隅までむさぼるように読みました。 私は幼い頃から母の影響で風邪薬や胃薬等の市販の薬をほとんど飲んだことがありません。どうしても具合が悪ければ病院に行き、処方された薬は飲みますが、そんなことは数年に一度あるかないかです。そんなわけで実は薬に少々抵抗があります。サプリメントに対しても、薬の子分のような印象を持っていたため良くは思っていませんでした。ついでに言うと栄養ドリンクもスポーツドリンクも苦手です。 だからこの方法を試すか試さないか本当に悩みました。サプリメントを飲んでさらに悪化したら・・・という心配、でもこのまま何もせずに見ているというのもつらい。私の出した答えは、「万が一悪くなっても私が責任をとって一生支える。賭けてみよう。」でした。薬とサプリメントの飲み合わせなどの心配事はインターネットで調べられるだけ調べ、うつ病ドリルで紹介しているリンク先のお店に注文を出しました。アメリカから送るので届くまで10日から2週間くらいかかるとのことでした。 注文して4、5日後のことです。夫は朝起きられず、会社に行けなくなりました。 src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> |
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